ロンドンの図書館にはたくさんのサービスが用意されています。
ここでは、マートン・ロンドン特別区の図書館を例に、主に大人が利用できる図書館サービスをご紹介します。
子供の図書館利用については、こちらからどうぞ。
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ロンドンの図書館を育児に活用!
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ロンドンで本を借りる
本の貸し出しサービスを受けるには、まず図書館に登録をしてメンバーシップカードを作る必要があります。我が家は、主人と私だけでなく、当時0歳の娘のカードも作り、各自たくさん利用しました。
メンバーシップカード発行について
- 申請方法: オンライン、または図書館の受付
- 必要書類: 身分証明として、イギリスで有効な免許証、イギリスの銀行カード、国民保険番号が記載された公的な書類、住所の記載された光熱費などの振り込み明細など。
- 費用: 無料
- 年齢制限: なし。16歳未満の場合は、保護者の同意と署名が必要。
借りられる本
マートンの図書館では、通常20冊の本を3週間まで無料で借りることができます。本は英語だけでなく、フランス語やイタリア語の小説など外国語の本もあります。
その他、DVD(0.5~5ポンド)や楽譜(17.60~62.42ポンド)も貸し出されています。また、借りたい本がない場合、マートン内外のほかの図書館から取り寄せることもできました(有料)。
返却期限にご注意!
借りた本は、必ず返却期限内に返すようにしましょう。ロンドンの図書館では、返却期限を過ぎると罰金が発生します。特に旅行前などは、借りている本がないかどうか必ずチェックしましょう。以下は、罰金の例です。
- 一般書籍: 1日1冊あたり25ペンス
- 18歳未満の読者向けの本(児童書など): 1日1冊あたり6ペンス
- DVD:貸出料金と同額が毎日課金
図書館であらかじめ登録をしておくと、オンラインで返却期限を延ばすことができます。前もって受付で手続きをしておくと安心です。
コンピューター関連のサービス
図書館に備え付けのパソコンや、Wifiサービスを無料で利用することができます。いずれもメンバーシップ・カードと暗証番号が必要となります。接続方法などは図書館司書に尋ねれば丁寧に教えてくれます。
プリントアウト(白黒、カラーとも)は可能ですが、いずれも有料です。
閲覧、学習スペース
私の利用していた図書館には、勉強をしたり本を読んだりできるスペースが広く用意されていました。図書館の本を読むだけでなく、試験勉強をしたり、自分のパソコンを持ち込んで仕事をすることも可能です。
私は、よく土曜日の午前中に娘を主人に託し、コーヒー片手に図書館で静かに過ごしていました。特に、育児で疲れた時などは本当にいい気分転換になり、すっきりとリフレッシュすることができました。
グループやサークルに参加
ロンドンの図書館では、毎週さまざまなサークルやグループによるアクティビティが開催されています。プログラムは大人用と子供用の2種類が用意され、いつでも図書館でもらうことができます。アクティビティは飛び込みで自由に参加できるものが多く、ほとんどが無料です。地域の人と英語で交流することができる場でもあり、趣味をかねて参加してみることをお勧めします。週末に開催しているアクティビティもあるので、小さなお子さんのいるママも参加することが可能です。
【アクティビティの例】
- 編み物
- 外国語
- 哲学
- チェス
- ヨガ
など。
その他の図書館サービス
新聞や雑誌の閲覧が無料でできるほか、以下の有料サービスがあります。
- コピー
- Fax(国内外の送受信)
- レンタルルーム
- 図書館内の広告掲示