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ボクシング・デー( Boxing Day )は、イギリスで買い物をしよう!

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ddouk / Pixabay (CC0)

イギリスの年末大セールの日、ボクシング・デー( Boxing Day )。クリスマスでショッピングも一段落、と思いきや、イギリスではクリスマス翌日の12月26日に激しくショッピング熱が高まります。

イギリスに渡ったばかりの頃は、「ボクシング・デー」というネーミングから「家族サービスのうっぷんを晴らすべく、クリスマス明けにパブに繰り出して飲んだくれた大男やフーリガンたちが大いに暴れまわって殴り合う日」などと勝手な妄想を膨らませていましたが、実際はそんな日ではありません!

この記事では、ボクシング・デーのあれこれをご紹介したいと思います。

ボクシング・デーはイギリスの休日

12月26日は、イギリスやアイルランドでは国民の休日。ボクシング・デーのおかげでクリスマスが連休となり、家族でゆっくり過ごすことができます。この日が土日にあたる年は、週末明けの月曜日がお休みになります。

名前の由来とボクシングとの関係

Pexels / Pixabay

ボクシング・デーとスポーツのボクシングとは全く関係ありません!イギリスのヴィクトリア朝時代に遡るなど名前の由来には諸説ありますが、いずれの仮説も箱( box )に関係のある起源となっています。

以下は、有名な仮説の一部です。

仮説1

昔のキリスト教の風習で、教会が寄付を募るために設置している箱を12月26日に開け、寄付金やプレゼントを貧しい人々に施していたため、ボクシング・デーの名前が付いた。

仮説2

クリスマスの翌日に召使たちが休暇を取って家族のもとに帰る風習があり、里帰りの際に土産やごちそうの入った箱を主人からもらったことに由来している。

仮説3

クリスマス明けの平日に、労働者たちが1年のサービスに対する謝礼としてお金やプレゼントを箱に募る風習に由来する。

ちなみに……

仮説3の風習は現在もヨーロッパ諸国に残っていて、郵便配達員、道路清掃員、消防隊員などが受け持ちの区域の家々を尋ねて寄付を募っています。年末、我が家のポストには清掃局の担当チームからチラシが入ってました。「地域の清掃員の名を語り寄付を募る詐欺がいるので、ご注意ください。正規の清掃員は写真にある我々です。」とあって写真を見たら、印刷が濃すぎて顔が真っ黒、判別不可能だった……。

どこの国で祝う日なのか?

イギリスや、アイルランド、香港、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、グアテマラなどでお祝いされています。

ボクシング・デーはスポーツの日

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ボクシング・デーは競馬やキツネ狩りとも関連付けられている祝日です。その理由はキリスト教。ボクシング・デーにあたる12月26日は、キリスト教では聖ステファノという聖人を祀る日で、聖ステファノは守護聖人であることに因んでいます。

もともとボクシング・デーにはキツネ狩りをする伝統がありましたが、現在は競馬やさまざまなスポーツの試合が開催される休日として知られています。クリスマスの連休で増える観戦客を見込んで、サッカーのプレミアリーグの試合やラグビーのマッチなどが組まれています。

ボクシング・デーのセールはお得か?

本来は家族と過ごすクリスマス・シーズンの休日であり、狩りや競馬の伝統からスポーツの日となったボクシング・デーは、現在は消費文化の波に乗ってショッピングの日として名高い休日になっています。イギリスのThe Telegraph誌によれば、2015年には2千2百万人のイギリス人が12月26日にショッピングへ繰り出したと言われ、高級デパートのセルフリッジズでは歴史的な売り上げを記録しています。

そして、ボクシング・デーは冬のセールの前哨戦でもあります。クリスマス前の大セール「ブラック・フライデー( Black Friday )」に比べても割引率が高いことが多く、冬のセールに比べても品数が豊富なことから、ロンドンで冬のセールを狙うならボクシング・デーがおススメ。デパートや各種専門店のほか、Amazon などのオンライン・ストアも大幅なディスカウントをしています。

デパートや衣料品店では通常よりも営業時間が長く、場所によっては開店前から行列ができているところもあります。開店時間や混み具合などは事前にチェックして、準備万端で参戦してくださいねー! 

 

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