生きること

遊牧した2016年と金メダリスト #BlogOlympic2016

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light©ぱんたれい

こんにちは、ぱんた(@reipantaCom)です。

あっという間に年末ですが、みなさんの2016年はいかがでしたか?今の世の中どこも常に猛ダッシュしている感じなので、どなたもきっと忙しい1年を過ごされたことでしょう。みなさん、今年もお疲れ様でした!

さて、実はこの記事、ちょっと特別。ブログイベント「 Blog Olympic Advent Calendar 2016 」の一部になっています。

advent-calender-2016

このイベントを開催してくださったのは、みなさんご存知、澄んだ瞳がホマレ高い「 Naifix 」のエローラさん( @uszero800 )です。

アドベント・カレンダーでは、12月1日から25のブログ記事が連なってクリスマスをカウントダウン。カレンダーは2部編成なので、トータルで50のブログ記事が大集結しています。楽しみながら視野と世界を広げることができるという、なんとも素晴らしいイベントです。

今年のアドベント・カレンダーはテーマが「金メダル」。前日をご担当になった「 3710 今日も斜め上を行く」のさんしちさん( @3710official )がらバトンを受けて、2016年を振り返りながら金メダルの行方を追っていきたいと思います!

傷口をえぐるように2016年を振り返る

まずは自分の1年を思い返してみると、ブログやそれを通した新しい出会いも含めて色々と新しい環境に包まれた年でした。そして、その発端とも言うべきグラウンド・ゼロは、初旬に我が家で勃発した「テロ&厳戒態勢中にヨーロッパで国をまたぐ引越し」という罰ゲーム感満載のイベントでした。

そのため、2016年は文字通りハラハラ、ドキドキ、サバイバルの年であり、頼んでもないのに日々アドベンチャーの年でもありました。五里霧中、無我夢中、色々途中で迷走した2016年は、今思うと「あっという間の1年」のようでもあり、「まだ今年なのっ?」という感じもあり、まぁ、要はよく分からないうちに去年とは全然違う環境で生きていますが、家族揃って元気に年を越せそうだから幸せ、ということにしましょう。

ということで、2016年は引越しというキーワード抜きには語れない1年でした。

引越しの破壊力

sferrario1968 / Pixabay (CC0)

楽しいこともあれば辛いこともるのが、私たちの人生。その中で精神を崩壊させる恐れのある3大イベントは、大切な人との死別、失業、そして引越し!そう、たかが引越し、されど引越し、侮るなかれの引越しです。

実は、我が家は今年だけでなく、ここ5年間で前世の因果かと疑いたくなるほどたくさん引越しをしています。欧州→欧州→アジア→アジア→欧州→欧州と転居を続けていたところ、2016年に英語圏からフランス語圏のヨーロッパへ遊牧となりました。我が家はエリート駐在員や外交官の家庭ではないので、国をまたぐ移住の度にほぼ全ての生活基盤を自力でリセットせねばならず、永遠の「ふりだしに戻れ」ループを続けています。で、今年も、賽の河原で石を積んでは鬼に崩される子供さながらの気分をめいいっぱい満喫しました。

今年(も)リセットした生活基盤は……

不動産契約、銀行、健保、ガス、電気、水道、ネット、電話、ケータイ、テレビ、各種保険、カード、幼稚園、習い事、クリーニング、お店のサービスなど既存の契約解除&停止と新規の契約締結。社会保障諸々の変更と転出入の届。病院のカルテコピーと娘の予防接種5か国比較確認。新居地の生活情報収集。ビザや滞在許可取得のお役所巡り。現地の諸々の制度自体の学習(学校、就労、健保の仕組み)。言葉の壁の克服……

と、ざっと思い出してみたら、危ないアブナイ、鬱スイッチが入りそうになりました。

ホント、国内でも国外でも引越しの労力とショックは心を破壊するのに十分な威力を持っています。特に慣れ親しんだ人や場所との別れは本当に悲しく、新しい日常生活では馴染むのに気が張ることも多く、私は身も心もボロ雑巾。この1年で、牢獄に入れられたマリー・アントワネットくらい一気に白髪が増えました。

引越しストレスと子供

Myriams-Fotos / Pixabay (CC0)

大人にとっても大変な引越しは、子供にとってもかなりデリケートなイベントです。我が家には当時3歳の娘がいたので、かなり悩みました。

もともと子供は安心できる拠り所を必要とするもので、「子供が自分を取り巻く世界に安心できるように、ある程度予測可能な生活習慣を!」というのが定番ですが、引越しは子供の生活習慣を大いに狂わせます。娘は行きつけの場所や遊びなれた友だちから引き剥がされ、未知で異質な世界に連れてこられたわけです。家で使わない英語だって習得したし、常連のパブでは何も言わなくても「いつもの(ジュース)」が出てくるようになったのに、また違う言語なの?また違う文化なの?そんな不満を表明しようにも幼児の言語能力ではうまくことばにならず、溜まるストレスも大人以上だったはずです。

さらに。「住みなれた家の音や匂いも子供の安心ファクター♪」と言いますが、私たちが引越してきた当初は壁の匂いや近所の音が変わったどころか、毎日大音量のサイレンを鳴らしながらスゴイ数のパトカーが行き交かい、しょっちゅうヘリも飛んでいました。町にはごっつい武器を携帯した警察官がいるだけでなく、軍人がバス停などで普通にウロウロ。夜のナポリを歩くより怖かった……

Ben_Kerckx / Pixabay (CC0)

ホント、↑このまま。斜め掛けのストラップの前面は機関銃。

かつて1歳の時には遊牧民(ベドゥイン)のテントでもリラックスしていた度胸と愛嬌のある娘ですが、さすがに今回の引越しでは一抹の寂しさと不安を見せました。私たち夫婦は娘を最優先、良いと考えつくことをすべてしたけれど、それでも親の都合で変わった環境自体をまったく元通りにすることは不可能で、不本意ながらも娘には本当に可哀そうな思いをさせてしまいました。今でも心がチクチク痛みます。

ちなみに……

我が家は「多感な3歳児がいるので、引越し取りやめ!」という具合にはできなかったので、事前に色々と文献を読み漁り、子供に無駄なトラウマを作らない引越しの方法を探しました。興味のある方は、「海外でも国内でも!引越しのショックから子供を守ろう」の記事に子連れ引越しのヒントを詳しく載せています。参考の1つにしてみてください。

まとめ:私の金メダリスト2016

そんな経緯で、我が家の2016年の毎日は、引越しというトラウマを抱えて流した汗と涙の結晶の上になんとか築き上げていったもの(不幸中の幸い、血は流さなかった!)。そして、その中で誰よりも頑張ったのは、今4歳になった娘です。

住み慣れた家、仲良しのお友だち、たくさんの大好きな場所……。娘は幼いながらに1つずつ築き上げてきた自分の世界を失い、知らない場所や知らないヒトだらけの環境をあてがわれ、いっぱい寂しく不安で理不尽な思いをしたはずです。ベタですけど、今年の1つ目の金メダルは身びいき万歳、親ばか上等で自分の娘へ。新しい地で涙を流しながら毎日格闘し、お日さまのように毎日元気に笑う娘に金メダルをあげたいと思います。

そして、同位入賞。娘と同じように引越しをした子供たちや、天災や人災で故郷や住み慣れた土地や国を離れざるを得なかったすべての子供たちにも金メダルを。子供たちの顔にきらきらと笑顔が輝くよう願いを込めて捧げたいと思います。

 

私の金メダルのお話しはここでお終いですが、ブログイベント「Blog Olympic Advent Calendar 2016 」は12月25日まで続いています。明日12月13日のご担当は、「タブログ TAABLOG」の taa. さん( @taablog73 )です。どんな金メダルのお話しが読めるか楽しみですね!

 

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