ロンドンは初めて子育てをした思い出の町。ささやかながらエールを送るべくステキな場所をご紹介したいと思うのですが、現地では余裕なく子育てに追われていたため、通っていたのは博物館と公園ばかり!
ということで、たくさんある公園の中からロンドン南部にあるステキな公園を選んでご紹介したいと思います。今回は、もうすぐテニス選手権で大賑わいになるウィンブルドン・パーク( Wimbledon Park )のお話しです。
ウィンブルドン・パーク
ウィンブルドン・パークは、ロンドン南西部にあるとても大きな公園。テニス選手権で有名な競技場 All England Lawn Tennis and Croquet Club のすぐ隣にあります。
とにかく大きく、面積は27ヘクタール。敷地内には、遊具のあるプレイエリア、ピクニックエリア、テニスコート、ミニゴルフ場、湖などがあります。
テニスのウィンブルドン選手権が始まると、競技場に入るための当日券を求めて、長蛇の列が園内駐車場にとぐろを巻きます。
ピクニックをしよう
雨がシトシト降っているイメージのロンドンですが、春から初秋にかけてはお天気のいい日が続きます。
ランチをもってのんびりピクニックするには最高の公園。遊具のあるプレイエリアそばにもピクニックマットを広げられるスペースがあるので、子供連れにもかなり嬉しい場所です。
個人的には、最寄り駅となるサウスフィールド駅向かいにあるフレンチ・デリに寄っていくのがおすすめ。お昼は手作りじゃなくたってかまいません。おいしいサンドイッチ、パン、ケーキなどを買って、のんびり公園でいただくのが楽ちんです。
湖や小川の周りには柵がありません。よちよち歩きの子供がボチャーン!と行きかねないので、水辺からは離れた場所でピクニックをしましょう。水の脇を歩くときは必ず手をつなぐこともお忘れなく!
夏にはプールがオープン
ウィンブルドン・パークでは、夏季限定で子供用の水遊び場がオープンします。
プールと言っても、パドリングプール。水位は足首ほどと浅く、子供がばしゃばしゃと遊べる噴水のようなプールです。
ピックニックをしながら、子供たちが楽しくお水遊びをすることができます。
料金はもちろん無料。公園にフラッと行って、遊ぶことができます。
午前中は空いているものの水が冷たいので、行くなら平日の午後がおすすめです。
パドリングプールの基本情報
2017年度のオープン期間は6月10日~9月3日(毎日10:00~17:00)。
ウィンブルドン・パークのある区(マートン)は、他にも5つの公園でパドリングプールを解放しています。詳細は、マートン・ロンドン特別区の公式サイトに載っています。
持ち物
日焼け止め、水着、水遊び用のオムツ、タオル、着替え、ピクニックマット、サンダル。
水位がないのでウキワなどは必要ありません。
ウィンブルドン・パーク基本情報
ウィンブルドン・パーク
Winbledon Park
Home Park Road entrance, SW19 7HU
開園時間
- 月~金曜日: 8:00 ~ 夕暮れ
- 土~日曜日、祝日: 9:00 ~ 夕暮れ
入園料
無料。
テニスコートの使用やミニゴルフなど、別途利用料金のかかる施設があります。
アクセス
- 地下鉄:ディストリクト・ラインで Wimbledon Park 駅か、 Southfields 駅下車。
- バス:39番か493番で、 Woodspring Road 駅下車。
エントランスは2つあります。
- Revelstoke Road に面した入口:公園東。車と徒歩で入れる 。
- Winbledon Park Road に面した入口:公園北東。徒歩のみ入れる。
園内施設など
- テニスコート(要予約、有料)
- ミニゴルフ場(予約不要、有料)
- パドリングプール(夏期のみ)
- 湖
- カフェテリア
- ビーチバレー・コート(有料)
- 陸上競技場(有料)
- サッカー・コート(有料)
- 駐車場
- トイレ(おむつ交換台はありませんが、ピクニックマットの上やベビーカーの上で交換しています)
以上、家族みんなが楽しめるとってもファミリー・フレンドリーなウィンブルドン・パークのご紹介でした。ロンドン滞在中にテニス観戦などでウィンブルドン近辺に行く機会があれば、ぜひ足を伸ばしてみてください。
おしまい