海外生活

ヨーロッパでの緊急時は112番へ!

緊急電話番号112番は、欧州連合EUで共通の緊急連絡先です。

ヨーロッパのどこからでもさまざまな緊急時に対応してもらえる112番は、旅行中などに緊急事態が発生した場合などに覚えておくと便利な緊急電話番号です。

覚えておくと便利な112番

通常ヨーロッパの各国では異なる緊急電話番号が設定されており、さらに同じ国でも、警察、消防、救急と番号が異なります。

色々な番号を覚えるのは面倒なので、まずは112番を覚えておきましょう。EU加盟国のどこからでも同じ番号で緊急時の通報ができ、警察、消防、救急の助けを求めることができます。

通話料は無料。固定電話だけでなく携帯電話からも1年中24時間緊急電話をかけられます。

112番が使える国

2016年8月29日現在、以下の28か国がEUに加盟しています。加盟国のどこからでも緊急電話112番をかけることができます。

EU 28 paesi

また、以下の国でも同様に112番で緊急通報電話をかけることができます。

altri paesi 112jpg

対応言語

緊急電話112番の応答は、基本的に滞在中の国(電話をかけた国)の言語とされています。通報者がその国の言語を理解できない場合は、英語で応答してもらえるようになっています。

また、国によっては、フランス語、ドイツ語、その国に隣接する国の言語など、英語以外の言語でも対応してもらえます。

112番以外の緊急連絡先を知っている場合

緊急事態が発生した国の固有の緊急通報電話番号を知っている場合は、その番号にかけた方がよいとされています。理由は時間の短縮です。

例えば、ベルギーで112番をかけると、消防と救急の緊急電話100番と同じセンターに連絡がつながります。そのため、警察に緊急通報が必要で112番に連絡をした場合は、112番のオペレーターから警察へ緊急連絡がいくことになります。

つまり、緊急事態が発生した時点でベルギー警察の緊急番号101番を知っている場合は、直接101番に連絡すれば処理が1つ省かれることになり、担当部署のより早い対応を受けることができるのです。

とは言え、非常時はただでさえパニックに陥りがち。その時に1つだけでも緊急連絡先を思い出せればとても迅速な対応をすることができます。ヨーロッパに旅行したり滞在する際は、万一の備えとして112番をしっかり覚えておくと安心です。

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