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ヨーロッパのキャンプ場は、赤ちゃんや子連れの海外旅行におすすめ!

夏休みに過ごしたフランスとイタリアにあるキャンプ場について書きたいと思います。

南欧のキャンプ場は、滞在型の旅行が好きな方や小さなお子さんがいるファミリーにはとってもおすすめの旅の宿です。

南欧のキャンプ場はファミリー・バカンスの鉄板

ヨーロッパ、特に南欧では信じられないような長い夏休みをとれる家庭も少なくありません。優雅に別荘で過ごしたり、のんびりできる実家に帰省したりする人も大勢いますが、そうでない人も大勢います。

Mr. ぱんた
実家では仕事以上にこき使われます。

そんな人に人気のあるのが避暑地にあるキャンプ場。1週間や1か月単位で費用設定をしているところが多く、ホテルに連泊するよりコストを抑えられるのも人気のポイントです。

プライベートビーチ、大きなプール、子どもの公園などの施設があるキャンプ場も多く、「せっかく旅行にきたのに、子どもはつまらなそう。結局ゲームしかしていなかった」などという悲しい事態も避けられます。

キャンプ場といってもテントだけじゃない

さて、我が家は娘が1歳と3歳のときにキャンプ場で1週間ほど過ごしました。

キャンプ場=野宿

のイメージがありましたが、私たちの滞在したキャンプ場はテントと寝袋で気合の入ったキャンプをするところではありませんでした。また、その逆に、

グラマラスなおしゃれキャンプ=グランピング

をするような場所でもありませんでした。

その中間を行くような、アットホームな家族向けのキャンプ場でした。

キャンプ9@ぱんたれい

たいていのキャンプ場では、好みに応じて宿泊施設のタイプを選ぶことができます。

  • テント:専用エリアに自前のテントを張る
  • バンガロー:プレハブのような1DK(洗面所有と無の2タイプ)
  • トレーラーハウス:2DKのトレーラーハウス(洗面所とエアコン付き)
  • キャンピングカー:専用エリアに自前のキャンピングカーやトレーラーを停車

 

当時は娘のミルクを作ったりする必要もあったので、私たちは設備が整ったトレーラーハウスを選びました。

キャンプ11@ぱんたれい

トレーラーハウスの良かった点はいろいろありますが、

  • 清潔度が3つ星ホテル並み
  • 虫が入ってこない
  • 野生動物が入ってこない
  • 変質者が入ってこない

といった基本的な安全と安心が確保されていたのは重要だと思います。

こちらはフランスで利用したトレーラーハウス。中はかなりきれいです。

キャンプ10@ぱんたれい

 

キャンプ場のメリット

では、具体的にキャンプ場バカンスの良いところを見ていきましょう。

自然がいっぱい

キャンプ3@ぱんたれい

キャンプ場は山や海など、豊かな自然の中にあります。

普段は町で暮らしている身としては、大きな自然に囲まれて過ごす時間は貴重です。

大人はのんびりと心の羽をのばし、子どもは心ゆくまで自然と戯れ世界を広げます。

自炊できる

ホテルと違い、バンガローやトレーラーハウスの中にはキッチンがあります。お皿やコップなどのほか、鍋や包丁など一通りの料理ができる器具が整っているので、自分たちのペースでごはんが食べられます。

小さな子と夜の外食は難しいことも多いので、レストランに行かずに食事ができるオプションはとても嬉しいです。

キャンプ2@ぱんたれい

名物のカタツムリだって料理できちゃいます。

テラスでごはんが食べられる

キャンプ6@ぱんたれい

トレーラーハウスには個々のテラスがあるので、お外でご飯を食べたり、涼しくなる夕べにワインやビールを飲んだりすることができます。

自然と文明のほどよいバランスが保たれていて、ホテルにはない嬉しい設備。子どもがちょっと疲れ気味だったり、海辺に長時間いられないような暑い日は、テラスの日陰で安心して水遊びをさせてあげることもできます。

バーベキューができる

キャンプ1@ぱんたれい

バーベキューはヨーロッパ男子の情熱。

キャンプ15@ぱんたれい

パパの夏休みには欠かせない重要ポイントです。

洗濯ができる

ランドリーがあるので着替えもどんどん洗えます。

自然の中でめいいっぱい遊びたい子どもに「汚しても大丈夫よ!」といえる環境は、親として嬉しいです。

観光もできる

キャンプ12@ぱんたれい

自分たちで予定を立てれば、もちろん史跡巡りなどもできます。

ツアー旅行のように時間にしばられることなく、天気や子どもの体調に合わせて気楽に動けます。

アクティビティがいろいろある

エアロビ、子どもダンス大会、ビーチバレー、カラオケ大会など、キャンプ場主催のプログラムが盛りだくさん。

社交性のある人は、おともだちを増やせる機会も盛りだくさんです。

 

キャンプ場のデメリット

人によっては、次の点がデメリットになると思います。

自分で移動する必要がある

キャンプ8@ぱんたれい

公共交通機関も利用できるところはありますが、基本的に車がないと不便です。

また、ツアーに参加しているわけではないので当たり前といえば当たり前なのですが、観光がしたい場合は自分で動く必要があります。

場所によってはうるさい

移動遊園地が近くに来たり、近所の人がテラスで宴会をするとうるさいです。ただし、騒いでもいい時間は決められています。

シーツやタオルは自前

シーツやタオルは自分たちで持ち込むのが一般的。荷物を増やしたくない場合は、現地で用意してもらえます(有料)。

ちなみに……

快適なキャンプ場を探す際、施設に泊まった人の意見はとても参考になります。

私たちが宿選びの前に必ずチェックするのが TripAdvisor (トリップアドバイザー) 。世界中のツーリスト・レビューが載っているので、キャンプ場選びにも役立ちました。

 

まとめ

キャンプ14@ぱんたれい

メリットやデメリットを把握して上手に使えば、ヨーロッパのキャンプ場はとても便利で楽しい場所。子どもも大人も自然に包まれてのんびりと過ごすことができるおすすめの夏休みスポットです。

 

ぱんた Jr.
時間に追われない海外旅行がしたい
Mr. ぱんた
子どもを地中海で遊ばせたい

 

など、どんなバカンスにしようかお考え中の方は、ぜひヨーロッパのキャンプ場も候補に入れてみてください。

 

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