世界で1番大きい花の公園であり、世界で最も写真が撮られているスポットの1つであるオランダのキューケンホフ公園( Keukenhof )に行ってきました。
1年に2か月間だけオープンする春のキューケンホフ公園を写真いっぱいでご紹介します。
キューケンホフ公園とは
世界最大と言われるキューケンホフ公園は、毎年100万人を超えるツーリストが訪れるオランダ観光のメッカ(2017年の来園者数は140万人超!*)。32ヘクタールの敷地に700万株の花が咲き乱れる春の公園です。
オランダ語のキューケンホフ( Keukenhof )を直訳すると、「キッチン・ガーデン」。「台所の庭」という地味な名前の由来は15世紀に遡ります。当時のキューケンホフは、ジャクリーヌ・ド・エノー女伯の城のために野菜や果物やハーブを作る庭だったのです。
*NLTimes.nl掲載の記事『 RECORD YEAR FOR FLOWERS: 1.4 MIL VISIT KEUKENHOF; 550,000 FLOWERS IN AMSTERDAM TULIP FESTIVAL 』(2017年5月24日15:25掲載)より
お約束のチューリップ
オランダと言えばチューリップ。園内にはたくさんのチューリップがこれでもか!というほど植えられています。
現在は国のシンボルともいえるチューリップですが、もともとは15世紀にトルコからオランダ大使が持ち帰った外来種のお花でした。
園内のチューリップは、数も種類もたくさん。
紫のバラならぬ、紫のチューリップもあれば、
まるでシャクヤクのようなチューリップもあり……。
レンブラントの国だなぁとうっとりするような、光と影。
3702
勝負時に活けてみたい「マッチポイント」という品種。
名前を声にしたら、危うく娘がもぎり取りそうになった「アイスクリーム」という名のチューリップ。
オランダと言えばこちらも
チューリップとともに「イャァー、ホーランド!」と観光客が喜ぶようなザ・オランダ・アイテムが、園内のあちこちにセットされています。子どもも喜びます。
お約束の木靴。
風車。
花のミッフィー。
ミッフィー・ショップ。
チューリップ以外のお花
植わっているのは、チューリップばかりではありません。スイセンやヒヤシンスなどのお花もあちこちに。
アートな温室内の展示。
こちらは、カラー。
カーネーション。
アマリリス。
ユリ。
キューケンホフへ子どもと行く
とにかく広い公園なので、小さな子がずっと歩くのは大変。ベビーカーがあると重宝します(キックボードなどは入場できないので注意)。
また、子どもが喜ぶような公園や動物のいるエリアもあるので、その辺りを中心にまわるのも一案です。
2歳児が狂喜し親は冷や汗を流した池のように、幼児にはちょっぴり危険なエリアもあります。
そして、園内はとにかく写真を撮っている人が多いので、子ども用のカメラを持たせてあげるのも一興です。
基本情報
キューケンホフ公園
Keukenhof
Stationsweg 166a, 2161AM LISSE
Email: info@keukenhof.nl
URL: https://keukenhof.nl
開園時間
2018年3月22日~5月13日
8:00~19:30(チケット売り場は18:00でクローズ)
料金
- 大人: 16ユーロ
- 子ども(4~11歳):8ユーロ
- 幼児(3歳以下):無料
- 駐車場料金: 1日6ユーロ
上記料金は、いずれも2017年度のもの。
アクセス
- 車:1番便利な方法。アムステルダム市内から40分ほど。
- バス:アムステルダムのスキポール空港から直通バス(858番)で35分ほど。
- タクシー:アムステルダム中心地からの料金は、およそ100ユーロ弱。
キューケンホフ公園は、お花が好きな方にもカメラが好きな方にもおすすめ。家族で楽しめるので、子連れ旅行のプランにも組み込みたいスポットです♪