ハロウィンと言えばカボチャのランプ「 jack-o'-lantern (ジャック・オー・ランタン)」!
ヨーロッパでは、ハロウィンの季節になると玄関や窓に手作りのランプを飾る家庭が増えています。
作り方は驚くほどシンプル。
そんな私もカボチャのランプ作りは大好きで、娘と一緒に楽しむ秋の恒例イベントにしています。
このページでは、楽しく簡単に作れるハロウィンのカボチャのランプの作り方をシェアしたいと思います。
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ハロウィンにカボチャを飾る理由|鍛冶屋のジャックの伝説
ランプを作るときは、かたいカボチャを包丁で切ります。刃物の扱いには気を付けて、ケガをしないように注意しましょう!また、ランプ点灯中は、火の扱いに十分注意してください。
ハロウィンのランプの作り方は簡単
カボチャのランプの作り方は本当にかんたん。ちょっと力が要りますが、とても単純な手作業で、かなりの「いい作品」に仕上がります。
ナイフを使った工程は危ないので、よく注意して作業を進めてください。特に小さなお子さんと一緒に作る場合は、絶対にお子さんがナイフに触れないように気を付けましょう。
1.カボチャを用意する
大きすぎても小さすぎても、ナイフを入れる作業が難しくなります。サッカーボールくらいのものが作りやすいです。
ヨーロッパで売られているカボチャ
カボチャは大小さまざまな大きさがあり、スーパーで100~500円くらいの値段で手軽に買うことができます。小さくて平べったいものよりも、ある程度の大きさがあるまん丸のものがおすすめです。
2.フタと顔を描く
お子さんの腕の見せどころ!ナイフで切り込みを入れる部分に、マーカーなどで目安の線を引いておきましょう。切りやすくなります。
ナイフで切り抜くのは、以下の2か所になります。
- カボチャ上部のフタ
- カボチャ側面の顔(目、鼻、口)
あくまでも目安なので、ざっくりとで大丈夫。親子で一緒に描いていくと楽しいです。
3. カボチャの上部を切り離す
カボチャの上部を切り離します。下部に切り込みをいれる作り方もありますが、上部に切り込みを入れた方がロウソクを入れるのに楽です。
カボチャに厚みがあるので、カボチャの表面に対して斜めにナイフを入れて円を描くように切っていくと、切り離した部分が大きくならず、きれいなフタになります。
4. ひたすらくり抜く
お子さんの出番です!
カボチャから、種やわたなど余分なものを取り出していきます。内側はべちゃべちゃとしているので、床に新聞紙や防水シートを敷いておくと安心。
手でもスプーンでもいいので、ひたすら中身をだしてカボチャの内側をきれいにします。
5.顔を彫る
先ほどの線に沿ってカボチャの表面にナイフを垂直に入れ、内側まで切り込みを入れながら目や口などのパーツを切り取ります。
まずは粗くていいので、ざっくりと穴をあける感じで切り取ります。そのあと、微調整をしていきましょう。
仕上がりがゴツゴツしていても大丈夫。
むしろ、ちょっといびつな感じの方が、ハロウィンの怖い感じにピッタリします。
6.完成!
カボチャが出来上がったら、中にロウソクを入れます。ロウソクは、細長いものよりも、安定感のあるティーライトキャンドルがおすすめです。
ロウソクに火をつけてカボチャの中に入れたら、ハロウィンのランプ「jack-o'-lantern」の出来上がり!
口の部分に歯をつけると、こんな感じになります(数年前に作ったもの)。
結構いい雰囲気だと思いませんか?
壁にランプの顔を向けると、こんな風にも楽しめます。
ハロウィン気分もかなりアップ、小さな子供もとっても喜んでくれます。
点灯中は火の取り扱いに十分お気を付けくださいね。
カボチャのランプはあまり日持ちがしません(1週間程度)。早めに作ると内側にカビが生えてきたりするので、その部分を切り取って捨てるなどしてメンテナンスをしてください。また、長い時間ロウソクをつけていると、フタの部分が焦げてくることもあるので注意しましょう。
キュートな顔のランプもあり!
グロテスクな顔を彫ったカボチャのランタンは、この世とあの世をさまよう精霊や死者の魂を表現している、悪霊を祓うなどと言われています。
お化けを怖がるお子さんには、可愛いらしい顔や好きなキャラクターの顔を真似てランプを作ってみるのがおすすめです。
手作りランプで気分もいっそう盛り上がること間違いなし!どうぞ楽しいハロウィンをお過ごしください♪