多文化子育て

しまじろうのクリスマス・コンサートに4歳児と行ったお話し

 

しまじろうコンサート1©ぱんたれい

4歳の娘と堪能したしまじろうのコンサートについて、詳しいレビューをみなさんとシェアしたいと思います。

私は年末に一時帰国することが多いのですが、冬の日本にいるメリットを享受すべく、クリスマス・コンサート「しまじろうとクリスマスのねがいごと」に参加してきました。

コンサートは、ベネッセの幼児向け教材「こどもちゃれんじ」が企画する子供向けの参加型劇場エンターテイメント。「しまじろう」や「みみりん」など子供が大好きなキャラクターが歌って踊る楽しい舞台です。

娘は日本に住んだことがなく、日本の子供たちの文化に触れられるよう「こどもちゃれんじ」を海外受講しています。しまじろうのコンサートは年末以外にも開かれていますが、ここベルギーで開催される!という驚きの企画はなく、コンサートのお知らせがあるたびに、ちょっぴりさみしい思いをしていました。

楽しみに楽しみにしていたコンサートに行った感想は、

ぱんた Jr.
すごく楽しかった!

親としても、

ぱんた
連れていけて良かった!
Mr. ぱんた
今度は私も連れて行ってください!

と思える満足のいく経験だったので、この記事で詳細をご紹介したいと思います。

しまじろうのコンサートに興味がある方や、行こうか行くまいか悩んでいる方は、ぜひ参考になさってみてくださいね。

「しまじろうコンサート」基本情報

  • 日程: 2016年11月3日~12月25日
  • 場所: 日本全国25会場
  • 時間: 70分(前半30分、休憩10分、後半30分の2部構成)トイレトレーニング中の子や、集中力が続かない子も安心して舞台鑑賞ができます。
  • 価格: 子供大人とも同一価格となり、4歳以上はいずれも2,160円(会員)、または2,400円(一般)。3歳以下でも座席を指定する場合は同じ料金です。また、その他に発券手数料、システム手数料、配送料などがかかります。
  • 詳細: ベネッセの公式サイトにあるしまじろうコンサートのページをご参照ください。

チケット購入は早めが確実

しまじろうコンサート6©ぱんたれい

ベネッセが発表している購入のタイミングは、全部で4回あります。

  • 1回目:「こどもちゃれんじ」受講者の優先予約(8月)
  • 2回目:「こどもちゃれんじ」受講者の優先予約(9月)
  • 3回目:一般先行販売(10月)
  • 4回目:一般販売(10月下旬)

3回目までの販売で定員オーバーとなった場合は抽選。また、4回目の販売は先着順で席が埋まっていきます。つまり、早ければ早いだけ希望日に行ける確率が上がる仕組みになっています。

私は8月の初回優先予約で3つの希望を出し、そのうち第1希望が当選しました(平日だから席に余裕があったのかな)。座席は自動的に振り分けられ、チケットに座席番号が記されています。

コンサートの内容

しまじろうコンサート5©ぱんたれい

コンサートを一言で定義すると、子供のための参加型シアター。「こどもちゃれんじ」の人気キャラクターが踊って歌う、子供たち大興奮の舞台です。

ストーリーはベネッセお得意の「思いやり、つながり、勇気」がテーマ。子供たちはお芝居を通して、登場人物の気持ちに共感するという仕掛けになっています。

キャスト

しまじろう、みみりん、とりっぴい、はなちゃん、にゃっきい、トナカイのカイ、サンタさん

ミホおねえさん、ダンサーのおねえさん3人

歌った曲目

  • ジングルベル
  • あわてんぼうのサンタクロース
  • あかはなのトナカイ
  • サンタがまちにやってくる
  • ハッピー・ラッキー・クリスマス

  • それがサンタクロースのおねがい♪

  • せかいはパラダイス

  • ハッピー・ジャムジャム

子供がコンサート中にすること

  • 歌う
  • 踊る(立ってはムリ。座って踊る感じ)
  • 声を張り上げる
  • 応援する
  • 食い入るように見つめる
  • 指をさす
  • 興奮する
  • 泣く(劇中に泣いている子も3人くらいいました)
  • 笑う
  • ブツブツ謎の呪文を唱え始める

などなど……

コンサート会場

 

しまじろうコンサート4©ぱんたれい

開演30分前に開場します。私たちの公演会場は30分以上前にオープン。人が多かったので、余裕をもって早めに行くことをお勧めします。

館内ロビーにあったもの

しまじろうコンサート3©ぱんたれい

 

  • コンサート・グッズショップ:DVD、しまじろうカレンダー、しまじろう&フレンズのぬいぐるみなど、クリスマス・コンサートのオリジナル商品もあるので、ファンの方はぜひ。
  • 写真撮影コーナー:大判ポスターの前と、クリスマスツリーの前の2か所。
  • バギー置き場:たたんで預ける場所があります。ホール入場の際にバギーをたたむよう支持されていました。歩けないお子さん連れの場合は、エルゴなど抱っこひもを持って行くと安心&便利。
  • 授乳、おむつ替えスペース:おっぱいもオムツもどんと来い!の嬉しい配慮。ミルク用のお湯はないので粉ミルクの方はポット持参で。

ホール

一般的なコンサートに比べるとお芝居中もあまり照明が落ちずにホールは明るめ。暗いのが怖い子にも安心です。

とーっても怖がりならば「はじめてのコンサート応援」の公演時間を選ぶと、照明がもっと明るいです(休憩も長め)。

観客層

母親&子供が最多数ですが、平日にもかかわらず両親&子供のパターンもかなり多かったです。

子供の年齢は主に1~5歳。早い時間帯は子供の年齢が低く、ベビーカーも多いです。

しまじろうコンサートのメリット

幼児のシアターデビューに最適

子供向けの会場設定なので、幼児がシアターデビューするにはもってこいのイベントです。映画館に比べてもハードルがかなり低いので、映画館デビューを考えている方はお子さんの鑑賞指数をはかるのにもいい機会になると思います。

子供の新しい一面を発見できる

「参加型」を謳っているだけあって、子供たちはしまじろうたちの名前を一生懸命呼んだり、登場人物に大きな声をかけたりします。娘の場合は、その様子が普段親を呼ぶときとは全く違っていて、私はその声音や抑揚を聞きながら心で「かわいい~」と悶絶していました。はぁ、親ばか。

ほかの子供たちと共感する機会

一生懸命しまじろうたちを応援したり、大好きなお歌を歌ったり、子供たちは会場にいるほかの子供たちとさまざまな気持ちを共有します。「会場が一体となって」という感覚は、しょっちゅう転がっている機会ではありません。

また、日本で過ごした時間が圧倒的に短い娘にとっては、日本の同年代の子供たちと何かを共有できる時間というのは本当に貴重です。

正直なところ大人にはツライか?

 

しまじろうコンサート6©ぱんたれい

会場の人混みで子供を守りながら歩いたり、劇中に時差ボケで魂が抜けたり、帰りの満員電車に慄いたりと、いろいろありましたが、娘と「観劇」できたのはとってもステキな経験でした。子供が楽しければ大人も嬉しい、ということで、しまちゃんが好きなお子さんは行ってみる価値大のイベントだと思います。

会場で配布された広告パンフレットを見ると、今回の「しまじろうとクリスマスのねがい」のほかにも冬開催の英語コンサート「 Happy Christmas Party 」、春公開の映画「しまじろうとにじのオアシス」、夏開催の新作「しまじろうコンサート」と、しまちゃんファンには楽しみなイベントが続きます。興味のある方は、ぜひお子さんと行ってみてくださいね。

子供の味方「こどもちゃれんじ」

おなじみの幼児向け学習教材です。対象年齢は0~6歳と広く、我が家は3歳になってから始めました。海外にわざわざ送ってもらってまで……と考えていたけれど、結論はもっと早くからやっていれば良かった!

私の娘は生まれてから日本に住んだことがないので、外国でも遊びながら日本語や日本文化を学べる教材と言うのはとてもありがたいです。巷には色々な教材がありますが、「こどもちゃれんじ」は娘との相性がバッチリ。テーマの繰り返しや色々なアクティビティ間の連携があるので、効率よくテーマを学べています。

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