ブリュッセルの家の近所で、今年も自治体企画のハロウィン・イベントがありました。
1年前は子供が小さかったのでイベントの途中までしか参加できませんでしたが、今年は体力もばっちりついて始まりから終わりまで楽しむことができました。
世界各地のハロウィン風景の1つ、ということで、ベルギーのハロウィン・イベントの様子をみなさんとシェアしたいと思います。レッツ・ゴー・トリート・オア・トリーティング。
自治体主催のハロウィン・イベント
このハロウィン・イベントは、日本の「区」にあたるような地方自治体(コミューン)が、地域に住む子供たちのために毎年企画している仮装行列。
思いおもいに仮装した子供たちが集まり、家々の戸を叩いてお菓子をもらいながら町を練り歩きます(保護者の付き添いは必須)。
いわゆる「トリック・オア・トリート」の集団バージョンというわけです。
警察も出動して子供たちを誘導するという徹底ぶりで、治安も維持しつつ子供たちも楽しめるようなイベントになっています。
集合は18時ですが、3歳未満の小さい子供も少なくありません。
参加者の仮装はかなり気合が入っていて、びっくりした赤ちゃんが泣いている声も聞こえてきます。
庁舎のデコも、かなり本気。
ハロウィンの仮装行列
出発前に子供たちが飽きないように、ジャグラーの余興が始まりました。
そうこうするうちに、出発。さあ、街に繰り出します。
順路はあらかじめ決まっていて、大勢の参加者がが警察官や警備員の誘導に従って歩いていきます。
道路いっぱいに広がった仮装集団は、少し進んではストップし、お菓子をもらいに家々の扉をたたきます。
お菓子を求めて道を縦横無尽に走る子供たち。民家の呼び鈴を押して逃げるいたずら「ピンポン・ダッシュ」ならぬ、我先に呼び鈴を押しに行く「ダッシュ・ピンポン」と命名できるでしょうか。
こっそり警備員の目をすり抜けて先に行こうとすると、こっぴどく叱られます。

抜けがけすると、子供より本気のオトナが警察官に言いつけます。
順路となっているエリアは通行規制がしかれているため、各ポイントには交通整理をしている警察官がいます。
子供も、大人も、お菓子を配る家の人たちも、みんな笑顔でいっぱい。そして、けっこう真剣。
仮装行列後の豪華なトリート
キャンディーをたくさんもらった子供たちは、仮装行列のスタート地点に戻ります。
ホットココアの「トリート(ごほうび)」で体を温めるうちに、こっちがメイン・イベントと言えるような、とても豪華な「炎のショー」が夜の暗がりの中(路上)で始まりました。
火を巧みに操るエンターテイナーは、先ほどのジャグラー。こっちが本業だったようで、火のついた鎖やフラフープをグルグルと巧みに操っています。
さらに、火のついた大型の立方体が登場して……
ブンブン振り回していたと思ったら、
アゴにのせちゃった!
そしてクライマックス。
息をのむような大迫力の炎に全身を包まれるエンターテイナーと、
斜めにしないとカメラに収まらないほど大炎上する火柱に、子供も大人も歓声をあげずにはいられません。
ブラボー!と拍手喝さいのフィナーレでした。
まとめ
18時の集合から仮装行列→ココア休憩→ショーと続き、全体で賞味2時間ほどの充実したイベント。その参加費は無料でした。もちろん税金は払っていますが、お金よりも何よりも、まずはたくさんの人の好意がなければ実現しない催しであると実感しました。
地域ぐるみで子供のために特別な「舞台」を作り上げ、子供と一緒に大人も楽しいひとときを過ごせるというイベント。色々な場所で、こんなイベントが増えていくといいなぁ、と思いました。
それでは、みなさん、どうぞよいハロウィンを♪