ブリュッセルにはいろいろな博物館がありますが、今回は子どもと音楽愛好家に一押しの楽器博物館( Musée des instruments de musique )をご紹介したいと思います。
博物館はブリュッセルの中心地にあるので、前後の予定も立てやすく観光スポットとしてもお勧めです。
我が家は、親も4歳の娘もかなり楽しみました!
参照ソース
こちらの記事のソースは、楽器博物館の公式サイト(仏語)と実際に見学した自分の体験になります(いずれも2017年2月のもの)。
音楽あふれる楽器博物館
子どもとのお出かけ先に困ったときに助かるのが博物館。楽しみながら学べてしまうありがたい場所です。
ベルギーの楽器博物館もそんな博物館の1つですが、一味違った楽しみ方ができます。
博物館は名前の通り7000にものぼる楽器コレクションを誇り、貴重な楽器や珍しい楽器をたくさん保管しています。
しかし、この博物館、ただ楽器を眺めるだけではありません!
専用端末を携帯して、目の前にある楽器の音を聞くことができるんです。
展示品の床に表示されている番号を端末に入力すると、その楽器を使った演奏がイヤホンから流れ出します。
端末はタッチパネルなので、3歳くらいのお子さんなら自分で操作することもできます。
こんな楽器も、
こんな楽器も、
こんな楽器も、
へえーっと驚くような音を奏でます。
アールヌーボーの館
楽器博物館のもう1つの見どころは、その建築スタイル。
ネオクラシックとアールヌーボーの2つのスタイルの建物が一体化して楽器博物館となっています。
ひときわ目を引く外観はもちろん、館内も美しい装飾がほどこされていて、ため息がでるような優美さです。
テラスも楽しもう
博物館最上階には、カフェがあります。
ランチを楽しんだり、休憩にお茶やビールを楽しむことができます。
ブリュッセルの町を一望できるので、カフェを利用しなくてもテラスに出て眺めを楽しんでみることをおすすめします。
ちなみに、カフェを利用するだけなら博物館の入場料は不要です。
盗まれてしまった楽器
楽器博物館は世界でも指折りの楽器コレクションを誇っています。
そのため、行方不明になったり、盗難にあったりした楽器もたくさんあります。
万一ですが、こちらのリンクにある楽器博物館公式ページに掲載されている楽器をご存知の方がいたら、以下までお知らせください!
- Tel: +32 2 545 01 30
- e-mail:公式サイトのコンタクトフォーム
楽器博物館の基本情報
楽器博物館
Le MIM (Le musée des instruments de musique)
Montagne de la Cour 2
B-1000 Bruxelles
Tel. : + 32 2 545 01 30
Fax : + 32 2 545 01 77
email : 公式サイトのコンタクトフォーム
URL: http://mim.be
開館時間
火~金曜日 : 9:30 – 17:00
土、日、祝日: 10:00 – 17:00
休館日: 月曜日、1月1日、5月1日、11月1日、11月11日、12月25日。
チケット売場は、16 :15にクローズ。
私は娘を連れて午後から入場しましたが、半日ではまわり切れませんでした。全部じっくり見ようと思ったら、かなり時間が必要です。
料金
- 大人(26~64歳): € 8
- 割引(65歳以上、19~25歳): € 6
- 小人(4~18歳): € 2
- 3歳以下: 無料
いずれのチケットにもオーディオガイドの使用料が含まれているので、忘れずに入り口で借りましょう!
アクセス
- 電車: Gare Centrale(中央駅)で下車。
- 地下鉄: 1号線、5号線に乗り、Gare Centrale(中央駅)かParcで下車。
- トラム: 92番か94番に乗り、Royaleで下車。
- バス: 27番、 38番、71番、95番に乗り、Royaleで下車。
施設など
- オーディオガイド: 無料。自分のイヤホンを使うこともできます。端末の表示は英、仏、蘭語の3か国語。聞こえてくるのは音楽だけなので、ことばがよく分からなくても十分楽しめます。
- クローク: 無料。大きな荷物や傘などは預けます。入口のガードマンの指示に従って預けましょう。テラスに出る場合は、コートを預けてしまうと寒い場合があるので気をつけて。
- ショップ:無料で入ることができます。
- カフェ:最上階。
- ピクニックエリア:事前予約が必要。一人当たり50セント。予約は公式サイトのコンタクトフォームか電話(+32 2 545 01 33)から。
- 写真:撮影可能。フラッシュ禁止。
音楽に包まれて、どうぞ楽しいひとときを♪