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赤ちゃんや子連れ海外旅行で飛行機内に持ち込みたい厳選アイテム

幼児や赤ちゃん連れの旅行は、楽しみもいっぱいですが準備するものもいっぱい。親になるまでは想像もしなかったアイテムが山ほど必要になります。

私も、娘が生まれるまでは旅の子ども用品なんて考えたこともありませんでした。が、結果的には赤ちゃんの頃から子どもを連れて何度も飛行機で移動しています。そして、自分が経験してみることで子連れ旅行に便利なものや必要なものをいろいろと知ることができました。

そこで、こちらの記事では、赤ちゃんや幼児との旅行で飛行機内に持ち込みたい便利なアイテムをみなさんとシェアしたいと思います。それぞれコツや留意点も記載しているので、ちょっと長いです。 「するっとリストがほしい!」という方は、目次(Contents)や一覧リストを見て、気になるアイテムの詳細をご覧ください。

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以下のアイテムには、オンラインで商品を買える広告リンクがついています。リンクからは詳しい説明や画像を見ることができるので、アイテムの具体的なイメージをつかむのに役に立つと思います。

子連れの機内持ち込み荷物リスト

まずは飛行機に持ち込みたいアイテムの一覧表です。

各アイテムをクリックすると、準備や使い方のコツが見られます。

対象 ジャンル アイテム
 赤ちゃん 飲みもの関連       ミルク
 赤ちゃん 哺乳びん
 赤ちゃん 授乳ケープ
 赤ちゃん 幼児
 赤ちゃん 保温ポット
 赤ちゃん 幼児 スパウト
 赤ちゃん 幼児 ジュース
 赤ちゃん  食べもの関連     携帯用の離乳食
 赤ちゃん 幼児 小分けのおかし
 赤ちゃん 幼児 フルーツや野菜スティック
 赤ちゃん 幼児 子ども用のカラトリー
 赤ちゃん 幼児 おしゃぶり
 赤ちゃん 幼児 身につけるもの    オムツ
 赤ちゃん 幼児 着替え
 赤ちゃん 幼児 お気に入りのぬいぐるみ
 赤ちゃん 幼児 ガーゼのバスタオル
 赤ちゃん 幼児 お世話全般      おしりふき
 赤ちゃん 幼児 ウェットティッシュ
 赤ちゃん 幼児 ビニール袋
 幼児 補助便座
 赤ちゃん 幼児 エルゴ
 赤ちゃん 幼児 おもちゃ

 

飲みもの関連

飛行機の中は乾燥しているので、いつもより多めに飲み慣れたミルクや飲み物を持ち込みましょう!

また、機内では気圧の変化に応じて耳抜きをしなければなりません。離着陸のタイミングでミルクや飲みものをあげると、赤ちゃんや子どもが比較的楽に耳抜きすることができます。

ミルク

赤ちゃん

飲み慣れたものを持ち込みましょう。小分けになっているスティック状の粉ミルク固形ミルクはとても便利です。

多く空港ではセキュリティチェックの際に液体ベビーミルクの持ち込みを認めていますが、場所によってはミルク用のお湯が持ち込めないこともあります(セキュリティでポットのお湯を捨てられてしまっても、お湯は機内でもらえるので安心してください)。

重さに問題がなければ、液体ミルクを持ち込むのも便利です。

用意する時は、フライトの前後(空港に着くまでと、空港に着いてから)の移動時間をカバーすることもお忘れなく。

いずれのミルクも機内で初めて飲ませるのではなく、何日か前から飲ませて味に慣れさせておくと安心です。

哺乳びん

赤ちゃん

どのように使うかシミュレーションして持ち込む数を決めます。

機内で洗うことを前提に数本を使いまわしたり、使い捨て哺乳びんを必要数だけ持ち込んだりと、いろいろな方法があります。自分と子どもに最適な準備をしましょう。

機内で熱湯をポットに入れてもらって哺乳瓶を自分で洗ったり、乗務員さんに洗ってもらったりしても、家でのように完全な消毒をするのは難しいです。

缶にアタッチメントをつけて直接飲ませることができる液体ミルク(上記リンク)はとても便利。

私の育児中にはなかったので、1歳半の娘を連れて乗ったとき(混合授乳、フライト12時間)は、哺乳びん5本を熱湯で洗って使いまわしました。飲み口は10個くらいを持ち込み、あらかじめ殺菌しておいたものを順に使えるよう準備しました。

授乳ケープ

赤ちゃん

母乳をあげている場合は必需品です。

機内は場所によって人の行き来が多い席もあります。人目が気になるようであれば、機内だけはミルクで代用というのも一案です。

赤ちゃん 幼児

セキュリティチェックを通過したら、搭乗前にお店や自動販売機でミネラルウォーターを買っておきましょう。

目安ですが、我が家は子ども1人を含む3人家族で 500 ml x 2本のお水を買って搭乗しています。

子ども用の水飲み(スパウトなど)に入れ替えて機内で飲ませてあげるほか、ミルクのお湯が熱すぎたときの温度調整にも役立ちます。

保温ポット

赤ちゃん

ポットにミルク用のお湯を入れて持ち込みます。空港によっては、ミルク用のお湯を持ち込ませてもらえない場合があるので、その場合は、搭乗してからすぐに機内で温かいお湯を入れてもらいましょう(液体ミルクを持ち込む場合は不要)。

ミルクは機内で作ってくれる航空会社も多いのですが、タービュランスなどで必要な時に作ってもらえない場合もあります。そのため、常に自分で作れる用意をしておけるようポットの持ち込みを強くお勧めします。

スパウト

赤ちゃん 幼児

子どもが使い慣れた水飲み(スパウト)を持ち込むと、機内での水分補給が楽になります。

セキュリティチェックを通過してから買った飲みものや、機内でもらった飲みものを入れて、子どもが欲しい時にすぐに飲めるようにしておきましょう。

スパウトがかさばるようならば、市販のストローを持っていくのもありです。ストロー付きのペットボトル用キャップも便利ですが、海外のボトルは大きさが違って使えない場合があるので注意しましょう。

娘が機内でも普段のお出かけでも愛用したのが、下のストローマグ。軽くてコンパクトなのでとても便利でした。

ジュース

赤ちゃん 幼児

日本出発の場合、100 ml 以内の容器に入ったジュースは機内持ち込み可能です(透明のジッパー付きプラスチックバッグに入れてセキュリティチェックを通過)。

乳児用飲料(乳幼児用ほうじ茶など)であれば、機内で飲ませる分については容量制限がありません。子どもが飲み慣れているものを買っておきましょう。

また、セキュリティチェックを通過してから、空港内のお店や自動販売機で売られているジュースを飛行機に持ち込むこともできます。その場合は、スパウトや哺乳瓶など子どもが使い慣れている容器に入れ替えてあげると、機内でもよく飲んでくれます。

食べもの関連

気圧の変化で耳抜きが必要な場合、何かを食べさせるのもいい方法です。子どもの好きなごはんやおかしは、フライト中のいい気分転換になります。

携帯用離乳食

赤ちゃん

ベビーミルクと同様、機内で使用するベビーフードも多くの飛行場で持ち込みを許可しています。離乳食期間のお子さんがいる場合は、ぜひ食べ慣れたものを持ち込みましょう。

通常、持ち込んだベビーミールは機内で温めてもらうことができます。

子ども用の座席をとっている場合は、離乳食を頼める飛行機もあります(要事前予約)。

離乳食は、パウチ型のものよりも直接スプーンで食べられるタイプ(瓶入りなど)が便利です。

小分けのおかし

赤ちゃん 幼児

ベビーせんべいや小分けのお菓子があると、何かと重宝します。食べ慣れたものを多めに持っていきましょう。

ボーロ、おせんべい、クッキーなど、たくさんの種類を用意するのがコツです。

小さなおかしを入れられる子ども用のおかしケースも重宝します。

フルーツや野菜スティック

赤ちゃん 幼児

市販のおかしはあまりあげたくない、という方は、果物や野菜を小さく切って持ち込むのがおススメです。バナナはお腹がいっぱいになってしまうので、ごはん時に。

お腹が膨らまないスナックとして娘がよく食べるのは、

  • イチゴ(カットしたもの)
  • ブドウ(マスカット、洗って皮つきで)
  • ブルーベリー(洗って皮つきで)
  • ミカン(丸ごと)
  • ニンジン(スティック状にカット)

などです。また、口の中に張りつくので小さな赤ちゃんには向きませんが、焼き海苔はかさばらないお手軽スナックとして常備しています。

子ども用のカラトリー

赤ちゃん 幼児

自分でご飯を食べられる子どもの場合は、普段使っている子ども用のスプーン、フォーク、お箸などを持ち込むと便利です。

食べたい意思があるのに慣れないスプーンなどが使いこなせないと、イライラとしてご機嫌斜めになってしまうことも。

旅行中も使う機会がたくさんあるので、下のリンクのようなセットを持っていくと便利です。

お食事エプロン

赤ちゃん 幼児

小さくたためる防水加工のモノが便利です。普段使っているものを持っていきましょう。

モノを減らしたい場合は、マルチクリップが便利。手持ちのハンドタオルが、スタイやエプロンに早変わりします。

おしゃぶり

赤ちゃん 幼児

普段使っている場合は必須。離着陸の耳抜きの補助にもなります。

我が家は使ったことがないので、旅行にも用意していません。

 

身につけるもの

飛行機の中では、子どもも大人も温度調節しやすい服装が1番。デリケートな赤ちゃんの肌に触れるものは、しっかりと選んで準備をしてあげたいですね。

オムツ

赤ちゃん 幼児

機内に用意されていることもありますが、数の少ない飛行機がほとんど。普段使い慣れたものを多めに持ち込みましょう。

数えるときに気を付けたいのが、オムツが必要となるトータルの移動時間を考えること。飛行機に乗っている時間だけでなく、家から飛行機に乗るまで、飛行機を降りてからホテルに着くまで、といったフライト前後の時間も忘れずにオムツを用意しましょう。

着替え

赤ちゃん 幼児

オムツから粗相があった場合、ミルクや食事をこぼした場合などにそなえて、着替えを用意しておきましょう。

2セットほどあると、10時間ほどのフライトでも安心です。

お気に入りのぬいぐるみ

赤ちゃん 幼児

飛行機の中では、子どもは楽しいこともありますが不安なこともたくさんあります。心のよりどころとなっているお気に入りのぬいぐるみ(または、おもちゃ)があれば、一緒に連れていってあげましょう。

ただし、旅では紛失の可能性もあるので気を付けて。移動中に汚れるのが嫌な場合は、屋外用と屋内用に同じぬいぐるみを2つ用意するのも手です。

カテゴリー的に疑問の声が聞こえてきそうですが、娘の場合はぬいぐるみを顔の上に置いて寝ているので、「身につけるもの」とくくりました。

ガーゼのバスタオル

赤ちゃん 幼児

かさばらず、すぐに乾くガーゼの大判タオルはとにかく旅行にぴったりのアイテム。

飛行機では、

  • 化学繊維の毛布を使うベビーベッドのシーツ
  • 少し肌寒い時の毛布
  • おくるみ
  • オムツ替えシート

などなど、いろいろな使い方ができます。降機してからも、ベビーカーの日よけやタオルケット代わりなどとして大活躍します。

おしりふき

赤ちゃん 幼児

オムツと一緒に用意しましょう。

機内には1パック持っていけば十分です。

ウェットティッシュ

赤ちゃん 幼児

こちらも機内用には1パックあれば足ります。

旅行中は何かと汚れが気になる機会も多いので、除菌タイプも併せて持っていくと重宝します。

ビニール袋

赤ちゃん 幼児

汚れた洋服を入れたり、オムツを捨てたりするときに使います。

機内ではトイレでおむつ交換しますが、使用後のおむつを捨てるのはトイレに備え付けのゴミ箱。オムツはビニール袋に入れ、しっかり閉じて捨てましょう。最低限のマナーです。

補助便座

幼児

飛行機のトイレは、狭かったりものすごい音が出たりと、子どもが怖がることも多々あります。

トイレができるようになったお子さん連れの場合は、携帯用の補助便座を機内に持ち込むよう強くお勧めします。旅行の前からお家で使って慣らしておきましょう。

旅行中も使う機会がたくさん。持ち運びに楽な折り畳み式が使いやすいです。

エルゴ

赤ちゃん 幼児

チェックイン時や搭乗時に預けたベビーカーは、到着地ではスーツケースなどと一緒に返してもらえることがほとんど。つまり、飛行機を降りてからの長い道のりをベビーカーなしで歩く可能性が大いにあるんです。

子どもだけでなく機内に持ち込んだ荷物も運ばなければならないので、赤ちゃんや歩き始めたばかりの子どもがいる場合、抱っこ紐は必須アイテムです。

いろいろな抱っこ紐を試しましたが、子どもが大きい場合は特にエルゴが楽です(成長曲線を軽く超える巨大児母としての体験談)。

おもちゃ

赤ちゃん 幼児

飛行機で使うおもちゃのポイントは3つあります。

  1. 音の出ないもの
  2. コンパクトなもの
  3. 落としてバラバラにならないもの

機内用に適したおもちゃはいろいろありますが、以下、娘が特に愛用しているものをご紹介します。

  • マグネットのおもちゃ: バラバラに落ちないのがありがたいマグネット機能。子どもの好きなキャラクターを選ぶと長い時間遊んでくれます。小さいパーツがあるものは、子どもが口に入れたりしないよう気を付けましょう。
  • シールブック: ペタペタと貼るだけ。コンパクトなので持ち運びに便利。機内に落として失くす心配がなく、旅の基本おもちゃの1つです。
  • ワークブック: 同じく旅の基本のおもちゃ。迷路、シール貼り、間違い探しなどいろいろと楽しめる内容です(ハサミやノリを使う工作が入っていないものがベター)。年齢に合ったものを選びましょう。旅行先の言語が分かる場合は、海外で売られているワークブックを帰りの飛行機用に買うと旅の楽しみが増えます。
  • 水ぬりえ: とってもおススメ。水を入いれたペンで絵をなぞると色が出るぬりえです。機内を汚す心配もなく、何回でも使えるかなり嬉しいおもちゃです。

以上、機内に持ち込みたい赤ちゃん&子ども用アイテムでした。

それでは、どうぞステキな空の旅を♪

注)日本の国際線空港における機内持ち込み制限についての参照ソース:
航空局安全部航空安全・保安対策課航空保安対策室の平成27年10月1日付『量的制限の対象となる液体物のリスト』より

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