早口言葉、みなさんは子どもの頃に遊びましたか?私は早口言葉が得意でないものの、大好きでした。
楽しい早口言葉は滑舌の練習になるだけでなく、愛の呪文とも言うべき意外な力を秘めています。
イヤイヤ期の難しい子どもに追い詰められてイライラが充満した空気や、夫婦間の険悪なムードを吹き飛ばす絶大な威力はもちろん、私たちから慈しみの感情を引き出す驚きの効力はノーベル平和賞ものです。
ぱんた家のケースを例に、早口言葉の神秘の力を見ていきましょー!
魔の2歳児に早口言葉
娘がイヤイヤ期を迎えた頃、私は自分の怒りを抑えるために四苦八苦。色々試しました。その中で功を奏したのが苦し紛れに出た早口言葉。
気分が荒れ気味の時は、今でもよく使う一子相伝の奥義です。
方法は簡単。プンスカしてきたら深呼吸して、子どもにカエルピョコピョコを言わせるだけ。
ほんのちょっと前まで生意気だと感じていた子どもが舌っ足らずに頑張る早口言葉は卒倒もののかわいさ。とてつもない愛おしさを感じます。
幼い子どもを前にイライラしたら、ぜひ早口言葉を試してみてください。お子さんのことをムギュムギュに抱きしめてしまうこと、間違いナシ!です。
ムカムカ発言のパパに早口言葉
対大人にも同じ原理が働くのか、主人がムカムカ発言をした時に早口アタックを仕掛けてみました。
偉そうに話してるのに、こんなことも言えないなんて♡と、数秒前までのイラつく髭面が、かわいいクマちゃんに見えてくるじゃありませんか!
夫婦の間に流れた険悪な空気も吹き飛んで相手が可愛く思えるなんて、早口言葉の効果絶大です。
夫婦喧嘩が勃発しそうになったら、すぐに早口言葉を放ちましょう!キュンとするようなパートナーの可愛さに気づけるはずです。
家族揃って大笑い
そんな経緯で、我が家は先週主人に砲撃した東京特許許可局が大ヒット。以来、空前の早口言葉ブームが到来し、4歳児と大の大人が張り合って連日念仏のように唱えています。
そこで新作を投入しました。
我が家のパパは外国人。聞いたことのある日本語が、無意識のフロイト空間から浮上してくるのかもしれません。
「生ゴミ 生首 勾玉Go!」と脳内変換した私は、パパがひらがなを習いたての頃に娘の絵本
『ぐりとぐら』を
と爽やかに読み上げた時以来の大笑いをしました。
みなさんも険悪なムードが漂ったら、嘘か真か、お相手にぜひ早口言葉を唱えさせてみてください。
よきかな、よきかな、笑う門には福来たる、ちゃんちゃん。