イースターと言えば、ふわふわウサギやコロコロ卵のデコレーションで可愛いイメージがあります。
けれど、我が家にはちょっと変わったイースター・グッズが多いことに気づきました。
ということで、自分の回りにあるステキなイースター・コレクションを白日の下にさらしてみたいと思います。
イースターの起源については、こちらの記事に詳細が載っています♪
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コロンバ
コロンバ( colomba )はイタリア中に出回る、鳩をモチーフにしたイースターのお菓子です。
イタリアのスーパーではすごい量のコロンバが山積みになっていますが、イギリスやベルギーではさっぱり見たことがないというイタリア魂の詰まったお菓子。
という冗談も聞いたことがありますが、これは都市伝説です。
さて、コロンバの何が奇妙かというと、その形。鳩をかたどったはずなのに、なんだかおかしなことになっています。
もちろん、みなさんよくご存知の通り、イタリアは世界でも指折りの芸術大国なのですが……
柔らかなラファエロの鳩(『聖体の論議』)
繊細なタッチのダ・ヴィンチとヴェロッキオの鳩(『キリストの洗礼』)
力強いベルニーニの鳩(『聖霊の鳩』)
復活祭の鳩
繰り返しますが、鳩を模したスイーツです。
エッグ・チョコ
エッグハントが盛んなフランスやイギリスなどでは、イースターシーズンに出回るエッグ・チョコは小さな一口サイズ。
チョコレート大国ベルギーでも、定番は卵型の一口チョコ、プラリーヌです。
一方、イタリアの王道は、中が空洞になった大きめの卵型チョコレート。
中にはおもちゃが入った子ども用の市販品が一般的ですが、ショコラティエで特注してエッグチョコにプロポーズ用の指輪を入れてもらう強者もいます。
私も興味津々でガールズ向けの卵を買ったことがあります。
そして、出てきたのがコチラ。
アヒル?プラティプス?
芸術の国は、いろんな意味でサプライズ。
高級ウサギ・チョコ
ここまで読むとイタリアがユニーク過ぎるんじゃないかという気もしてきますが、ベルギーでもステキなウサギに出会いました。
高級ショコラティエのイースター・バニーをいただいたので、せっかくだからと写真を撮ったら……
やけに嬉しそうな顏が、なにやら狂気を感じさせます。ようこそ、マッドバニー。
ウサギの工作
ベルギーの幼稚園でもイースターは大イベントなので、娘は色々な工作をして帰ってきます。
先日は、
と嬉しそうに卵チョコの入ったイースター・バニーを見せてくれました。
あらあら、羽根まで入って凝っているじゃありませんか。
と、工作のウサギをよく見たところ……
今晩はウサギに追いかけられる夢を見そうだ……と絶句していると、いつの間にか黒い油性ペンを持ってきて鼻に点を2つ書いてブタウサギにしようとしていた娘。寸でのところで制することができました。
そんなわけで、現在我が家には独眼竜バニーが絶賛滞在中。
本来はこんなラブリーなグッズでお祝いしたいところですが、今年のイースターも家族で楽しく笑って迎えられそうなのでよしとしましょう。
キュートな復活祭に飽きたら、不思議グッズでお祝いするのも一興ですよ♪
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